膀胱麻痺とその後
通院しながら投薬を続けて一か月以上、最近は足はだいぶよくなってきた。
でもまだ左の後ろ足で耳の後ろを掻くことはできない。
かゆそうな動作をして、ぐぐぐ・・・と持ち上げてはみるものの、
口のそばまでが精いっぱいで、ペロペロして終わり。
そこで、私が床に座って手を下におろしていると、
掌に突進してきて、頭を手の下に差し込んでグイグイ持ち上げ、
頭を掻け!!という動作をしてきていた。
通院の際、話してみると、耳垢がたまっていたらしい。
うさぎの耳あかは勝手に排泄されるものだから、普通はたまらないみたいだけど。今回は病気の影響でうまく機能しなかったのかも。
病院で取ってもらい、点耳薬をもらった。
犬などとは違って自宅で耳垢を処理しては絶対いけないらしい。
病院でとってもらってからは、あまりかゆがっていないかな。
うさぎのしぐさには、やはり何か意味があるんだな、と感じた。
しょっちゅう足や体に寄り添いたがっていたのも、
体の重心が取り難くてどこかに寄りかかりたかったのかもしれないし。
おもらしだって、膀胱麻痺が原因だったし。
ちょっとしたしぐさや行動が、いくらかわいらしくても、
困ったいたずらでも、何かしら意味があるんだなって。
圧迫排尿を続けていれば、そのうちタイミングや排尿の仕方を思い出して、膀胱麻痺も回復することもあるらしい。
今はまだ全然だけど、がんばっていつか克服してくれるといいな。
今は食欲が少し落ちていて、痩せてしまっているのが心配・・・。
ただ、本当にひどい下半身まひだったら、動くのが辛くて食欲が減退するらしいけど、うさっぷは今のところ、動きまくってる。っていうか、落ちた筋肉を戻すためもあって、沢山運動してるから、下半身麻痺はそれほど酷くない。
おそらくは膀胱麻痺だけになってきているような気がする。
それでも、麻痺で起こる様々な疾病(皮膚病や耳の病気)はあるから、
また悪化することもないわけではないのだろうけど。
うさっぷは6歳だからもう高齢ではあるけれど、
少しでも長生きしてほしい。