オシッコ漏らしの原因判明
うさっぷが一年前くらいからオシッコを漏らすようになって、とても困っていたけど、やっと原因が判明した。下半身全体に問題があったのだ。
加齢のせいではなかった。闘病の記録を残しておく。
今年7月の初め、なんとなく歩き方がおかしい、若干バランスが悪い・・・ような気がする。ただ、どこも痛がってはいないし、食欲もあったから、まだ病院に行くという発想はなかった。
数日、気のせいかなと思っているうちに、ある日突然、左足を引きずり出した。
びっくりして病院に駆け込んだけど、このときは粗相と関係があるとは思っていなくて、骨折か、脱臼だと思っていた。
調べてもらうと、「ヘルニアか、その他の病気か、とにかく神経の麻痺があります、骨には異常はない」とのこと。レントゲンでは、骨の異常はなく、膀胱が肥大している様子が出ていた。膀胱の感覚が麻痺していて、自分で尿を排泄コントロールできないのだ。膀胱の麻痺からして、後ろ足も麻痺ではないか、という診断だった。
神経の麻痺は、原因の特定が難しく、判明しても治療法は投薬ぐらいで、
ほとんどは、そのまま介護していくしかないみたいだった。
このとき、後ろ足とお尻の毛はひどく汚れていた。ほとんどトイレでおしっこができず、平らなところでしか排尿していなかったのだ。この頃は、腹ばいになった時、事故的におなかが圧迫されて、おしっこが出ていたようだった。
そんな事とは知らず、加齢のせいでのおもらしだと諦めていたので、
とにかく切れるところまでは動物用散髪バサミでお尻の毛を短くしたり、
うさぎは基本的にあまりシャンプーしてはいけない生き物だけど、
ウサギ用シャンプーでおしりを洗ってやっていた。
でも洗っても翌日にはすっかり汚してしまう。
長毛種なので、長時間ドライヤーのストレスもかかっていたかもしれない。
病院で診てもらうと、湿った状態が続くせいで、
ソアホックが酷くなっているという事だったので、
家での対処の限界を説明し、
仕方なく病院で下半身の毛をバリカンで剃ってもらった。
そして抗生物質と、ステロイド剤を処方してもらう。ステロイドは長期間服用できないけど、効果があれば劇的な回復が見込めるみたい。
下半身の麻痺が継続して悪化した場合、
長くても余命は半年と言われ、ものすごい落ち込む。
おしっこは、圧迫排尿のやり方を教えてもらって、
毎日できる限り強制的に排尿をさせる。
膀胱炎や腎臓病を防ぐためだ。
本人もつらそうだけど、私たちも結構辛かった。
抱っこ嫌いのうさっぷに、強制的に圧迫排尿させるのは、虐待に近いから。
でも、健康を維持するためには、やるしかない。
バリカンの恐怖や、露出したソアホックの痛みで、一時的に食欲が落ち込んだけど、尿漏れ時に対応すべく、吸湿速乾バスマットをケージ内にひいてやってからは、少し食欲も元気も戻ってきた。
なので足の裏をしっかりつけない・・・。
うさっぷ、顔こわいよ。