個人でも、少量でも、現地に食料を送れます!

連日、被災地の食料品不足が、報道されている。もう何日もたった今現在でも、避難所だけでなく、自宅被災者、自宅避難者たちにも、食料がいきわたらない状況らしい。


スーパーの品不足も、関東の比ではないようで、私が見た報道では、何時間も並んで、一人数品目に限られている物資を、有料で購入する、という状況だった。


家族や親類を亡くしたり、家財をなくしたり、そういう中で、明日の食料にも困っている。そんな状況が、同じ日本で、漫然とおきているなんて。
日本は世界に名だたる便利な国、裕福な国、礼儀正しく、心優しい人々が住む国だったのに。海外で、そんな評判の日本が、日本人が、大好きなのに。


初めから、被災地への、個人での物資援助は、混乱を避けるために禁止されていた。阪神淡路大震災の時の、教訓なのだという。でも、阪神との大きな違いは「つなみ」と「原発」だった。「つなみ」のせいで、体は冷やされ、瓦礫の下から拾って使える家財もない。「原発」の風評被害で、必要最低限の食料さえ届かない。その状況で、本来救われた命が、沢山失われたそうだ。


行政が一度進んでしまった方向を、なかなか変えられないのは分かっている。だから、民間で、個人の力で、この状況を変えようとしている人たちがいた。偶然見つけたサイトで、今日も、全国から、個人で、2、3人分の食料から、たった一人分の暖かいコートから、現地に送っている人たちがいた。私もやっと、その一人になれた。


この動きが、もっともっと広がって、一日にたったひとつのおにぎりを頬張りながら、明日は配給があるかわからないと言う自宅避難者の老人に、いつか食料が、十分届く日がきますように。


NPOふれあいステーション・あい 」さんは、自分の施設の方だけでなく、その地域全体に、送られた物資を配っているそうだ。そこに、全国から100人近くの個人の人々が、少しずつ、自分にできる範囲で援助物資を送っている。受け取る側が、さすがに個人では無理かもしれない。避難所の中だけで消化する団体ではなく、こうやって自宅避難者にも救いの手を伸ばしてくれる団体が、いてくれたらと、思う。少なくとも、現地に個人のボランティアが、たくさん入るようになるまでは。

お願いタイガー!災害版

 ごはんおくるね!

にほんブログ村 うさぎブログへ
にほんブログ村 うさぎブログ ロップイヤーへ