最近ラーメン「田能久」

ラーメンやさんって、どこでも同じ美味しさの大型チェーンじゃなくて、
こだわりの個人経営店だと、年月とともに、味が進化していくものらしい。
普通のレストランみたいに、新しいメニューが増えた、とか単純なことじゃなくて、店の看板商品の味が、日々変化して、より複雑化していくのだ。


一度ファンになったお店でも、久々に行くと「あれ?こういう味だったかな…」と肩すかしになったり、逆に前はまあまあと思った店が、「わあ!こんなに美味しかったっけ!?」とか言うように、好みはあれど、びっくり変化をしていることがある。


それって店主が向上心をもって研究を重ねて、
ニーズにあった味を作りだそうと努力してるからなんだろうな。
シンプルな料理ほど味の工夫は難しいし、
B級グルメの高級素材を使うわけにもいかない価格ルールの中で、
こんなに独自の多様化をしてきた料理も珍しいよね。


それにしても、旦那さまと結婚するまで、
ラーメン屋さんなんて行ったことがないくらいだった私が、
今はこんなにラーメン話をするようになるとは、驚きだ。
夫婦って、本当に影響しあうものね。


鎌ヶ谷市船橋市の狭間にあるマルエツ馬込沢店の
駐車場裏にひっそりたっている「田能久」さんもそういう店だ。


今の場所に移転後すぐに常連になって
かれこれ何年も通っているここは、
初めて味噌ラーメンを食べてはまり、
札幌でけやきやすみれを食べてもやっぱりここが一番美味しい。
と意見が一致しているヘビロテラーメン店。


通い始めてすぐに、
「味噌は美味しいのに、醤油はなんでこんなにいまいちなの・・・?」
という感想だった鬼門の「醤油」を、
こないだ恐る恐る何年振りかに注文してみたら、
衝撃的に進化していた。
「醤油味、美味しくなってる!!」

醤油はいまいちという概念を見事に吹っ飛ばしてくれた。
昔は迷いがあったまろやか過ぎるスープ、
今はちゃんと味の決まったパンチが効いてました。

いままでずうっと「醤油はいまいち」とかいろんなとこで言ってしまってごめんなさい。


もうこれからは「醤油も味噌も美味しい!」と胸を張って友達にお勧めできるわ。


ねぎ味噌とねぎ醤油、並べてみると見た目では相当区別つきにくいけど、麺も全然違うし、スープも完全に別物。スープの複雑なだしベースは一緒だから、しょうゆも味噌もとっても深い!!どちらもシャキシャキの白髪ネギと水菜がさわやかで、もやしの量も多すぎず、スープが薄まらない絶妙な野菜の分量。スープ自体は多少こってりはしてるけど、よくある炒め野菜ののった脂っこいラーメンじゃないところが、お気に入り。


 どっちでもええがな。


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