図書館戦争

映画「図書館戦争」を見てきた。意外とおもしろかった。


実は原作を事前に読んでみて、残念ながらイマイチだったんだけど…。


原作があるものは、普通絶対的に原作の方が詳しいし、わかりやすいし、原作の方が上で、そこにいかに近づけるか、みたいなことなんだろうけど。


原作より映画のが良かったって…。
どうなんだ、わたし。


原作ではそもそも設定に相当の無理があるから、どうも世界に入り込めない。
キャラの話し方とかも私にはちょっとかけ離れ過ぎてて若干引き気味。
ストーリーは王道少女漫画(純情恋愛)展開で、
自分には全く楽しめなかった・・・(←オッサンか!)という三重苦だ。


でもでも、映画だと、設定の荒唐無稽さは、アクションシーンの迫力や勢いとかで深く考えずに入り込めたし、何より岡田君のカッコよさで、小説の時のキャラのセリフの気持ち悪さが100%払拭されて、とにかく素敵な上官に大変身。純情恋愛風景も、かなり薄味に表現されていて、気にならず。


ただ後半に、「後生だから無事でいてくれ」
みたいなセリフを岡田君に言わせてて、
「後生だから」って何時代のヒトなんすか・・・?
とゆー、びっくりシーンはやはりあった。

そのおかしなセリフ回し、原作っぽさがちょこっと出てました。
好きな人は好きなのだろうか。
私はひたすら「頼むから無事で」でいいじゃん、そこは!!
と引っ掛かってましたが。



全体としては、迫力もあるし、音楽もすごくかっこよくて、
あの原作から、この映画をひねり出した製作陣は本当にすごい。
かなりファンの幅を広げたんじゃないかしら。
(たとえオッサンでも純情乙女でもみんな十分楽しめそう)
軍隊物はなんとなくむさくて汚いイメージだけど、
この映画の図書隊は、結構さわやかでPOPな雰囲気だったから、問題ない。
キャスティングがとにかくぴったりで、みなさん演技もばっちりだった。


それにしても岡田君のアクションシーンは本当にカッコよかった。
女子同士で見に行ったので、観賞後はそれでしばし盛りあがる。


やっぱ素敵なヒーローは寡黙で最強、これが鉄則でしょ。
とか、勝手に自分の好みですけど。

こないだ見たアイアンマンは映画としては面白いけど、
やつはおしゃべりだし、おやじだし、女癖悪いからなー。
まあちょっと、計算か?って勢いで可愛さアピールしてるけど。
ヒーローって考えるには厳しいわあ。

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