小動物専門病院1

結局、家から近い所に専門病院があるのは初めて知ったのだし
深刻な病に備えて、一度様子見も兼ねてそちらに行ってみよう、ということに。
このとき、まだ「深刻な病」ではないのだと思っていた。


とはいえ、病院まではやはり車移動。
元気に見えるうさっぷだが、ストレスを心配しながら、
お隣の松戸市にある小動物専門病院へ。


待合室にはオウムさんもいて、いかにも小動物専門、の雰囲気。
事前に言われていたので、普段与えている牧草やペレットの種類、
これまでの病歴、現在のケージの広さなどをメモにして、看護士さんに渡した。


看護士さんは優しそうで、医師は女性だった。
診察前にはうさっぷだけ連れて行かれ、検査をされたようだ。
かかりつけ医では、ガラス張りの診察室で、私たちも同席して
治療はすべて行われていたので、ちょっと不安になった。


その後、尿検査で血液反応があるとのこと。
そして触診では、子宮に腫瘍があるようだと言われる。
悪性腫瘍かどうかは、開腹してみないとわからない、と。


あまりのことにぎょっとする。
だってこんなに元気いっぱいですけど…。
紹介元の病院だって、そんな緊急性はないような感じだったのに・・・。


あっけにとられていると、なぜか「見積書」を渡された。
色々書いてあって、総合計15万くらい。
「手術するかどうか決めてください」。


愕然とする。
「小動物の場合は、麻酔のショックで亡くなることがあります」
「うちの病院は他院よりもいい麻酔薬です」というような内容も言われる。
確かに見積もりには、手術麻酔2万円とある。(普通より高いのかな・・・)
「入院が長引けばこれ以上の金額になることもあります」
「問題なければ翌日に退院していただきます」
それにしてもなぜ見積書をみながら話すのか・・・。
見ながらなら、レントゲン写真がいいな・・・。と若干腑に落ちない。


「ええと・・・」


混乱する。麻酔で死んじゃう可能性もある?
手術はこんなにすぐするの?
こんなに元気なのに?死んじゃうかもしれない?
「手術翌日に退院って・・・真夏なのに家で何かあったら?」
とにかくうさっぷは夏が苦手なのに・・・。


「真夏に手術で大丈夫なんですか?しかも翌日から自宅療養って・・・」
「こんなに食欲あって、活発な状態で癌とかあるんですか?」
それにレントゲン写真もみてないし・・・。


いろいろ不安で尋ねると、急に
「では薬で様子を見て涼しくなってから手術しましょう」
ということに。


「・・・???」


まあ急に死ぬかもとかなんとかではなくなったようで、少しだけほっとし、
大量の造血剤と止血剤やらを渡されてひとまず最初の診療は終了した。


でもこのことを、のちのち死ぬほど後悔するのだ。

マイクと仲良くお昼寝中。


助かってよかったね。

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