住まい作り1・ウォールナットのダイニング

引越しをして、家具なども色々新しくなった。

悩みに悩んで、整えたインテリアだから、思い出にひとつひとつ思い入れを書いていこうかな。


まずは、ダイニングから。新居のインテリアのイメージは、二人とも「モダン」で意見が一致していたけど、ここにたどり着くまでに、いろんな紆余曲折があったなあ…。

モダンといえば、空間が広く見えるガラステーブル。あとはスチールとか、白いテーブルトップなんだけど。


旧宅で使っていた白い塗装の昇降テーブルは、使用5年で、端のほうはだいぶ塗装がはげてきてた・・・。別に安物ではなくて、結構お値段はしたもの。今は昇降テーブルいっぱい出てるけど、5年前はまだ昇降タイプが出たばっかりで、種類も少なく、かなりお洒落さん向けの商品だったんだよね・・・。それに形もちょっと湾曲した形状で、前衛的なデザインだったし。だから今たくさん売られているものよりは、結構高かったと思う。
それなのに、やっぱり塗装面が端から薄れてしまうのは、悲しいところ。ちゃんと耐水性のあるツルツルの塗装だったのに。でも、それがウレタン塗装なのか、粉体やメラミン、ラッカーなのか、とか、昔はインテリアのこと何にも知らず、何も考えず、ただデザインだけで選んだからなあ・・・。ちゃんと何で塗装されてるのか、聞けばよかった。


で、白の塗装は却下。良い塗装のものもあるだろうけど、なんかやっぱり怖いし。スチールは質感が冷たすぎるし、その頃はまだ、私たちが目指してるのは、「スタイリッシュモダン」なのかなあ、違うよなあ、みたいなあいまいな感じで。

じゃあガラスは、って考えたけど、ガラスはどんなに丈夫なガラスといわれても、地震の時に下に逃げ込むのに抵抗があるし、食事の時の器を置くときの「カチカチ音」も気になるし・・・。


やっぱり丈夫で長持ちして、年々味が出るのは、木の無垢だよね・・・。
でも木製のテーブルって、モダンにはちょっとねえ・・・。
カントリーやらナチュラルやらになっちゃうよね・・・。
とか言って、やたら悩む。


でもやっぱり木製の無垢で、耐水性のあるウレタン塗装してもらってるやつ!って決定してからが、本格的に家具屋さんめぐりの始まりだった。


途中で、私たちのイメージしている「モダン」な感じだと、できればダークブラウンの色味で考えたいけど、もともと木は薄い茶色をしているものだから、ダークな色味を求めると、やっぱり塗装が主体になってしまう。そのうち色が薄く禿げてくるんじゃ…ていう心配がよぎる。それに、本当に深いブラックブラウン色なら、もう無垢にこだわるより、ツキ板がいいんじゃないか、とか。


ぐちゃぐちゃと遠回りしながら、迷いながら、大塚家具の営業さんに色々説明してもらったり、いろんな家具屋さんをめぐって、やっと行き着いたのがこのウォールナットだった。

やっぱりツキ板は、いいものもあるけど、シールのような感じで表面の木製プリントを貼り付けているものもあるし、無垢一枚板は高くて無理でも、フローリングみたいな太さの無垢板をつなぎ合わせて作る「幅木製法」のほうが、安心感がある。結局、幅木作りのウォールナットに決定。

飛騨の職人さん独特の、角の丸みや手触りの良さも、決め手だった。

このウォールナットダイニングがほしい、って決定が、「モダン」なインテリア作りを、大幅に「ナチュラルモダン」寄りに運命づけてしまった感じ。
でも、よくよく考えたら、私たちのキャラに、スタイリッシュモダンはないよね(笑)、って感じだった。たれ耳うさぎと暮らす家が、カクカクしてクールなイメージの、スタイリッシュモダンだと、結構驚きだしね。
真っ黒な立ち耳とかなら素敵かも。





 カナダ産のブラックウォールナット
 椅子のファブリックはあえてグレーに。ナチュラル感が、少しだけ引き締まった

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